コロナ直撃世代

悲しいいうたら、地元の公立高校が甲子園で全国優勝して、その数年後に、その時の先発メンバーが窃盗で捕まったニュースを知った時よね。
悲しさ?虚しさ?
あれは、「甲子園」というものを考えさせるね。
「燃え尽き症候群」って言葉だけじゃ語り尽くせないものがそこにはあるよ。
本当の「甲子園の魔物」ってこれのことやない?

それでいうと、二年前に新型コロナの影響で、甲子園始め、ほとんど全部のスポーツの大会とか部活の行事がなくなったわけやけどさ、そんときの高校生・中学生は、「燃え尽きる」ことさえできなかったわけで、この「コロナ直撃世代」の子どもたちに今後、なんらかの影響が出てこないか、社会は注視する必要があるね。これは。

「世代」でくくるのって、時に弊害も生むけど、人が、全力で準備してきて、目の前でその舞台を取り上げられる、ってことが数十万人単位で起こるって、これまでほとんどなかったことだから、「コロナ直撃世代」だけは、世代でくくって考えることが必要と思うよ。こればかりは。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次