世界トーナメント

何かのナンバーワンを決めるために、世界人類全員で一対一のタイマン対決によるトーナメント大会をするとすると、世界一位になるためにはどれほど長い戦いがあるのかと思いきや、80億人のトーナメントであれば、32,3回勝つだけで世界一になれる。
33回で世界チャンピオン。
結構、短い戦いなんだな。

もしこれがジャンケン大会だと考えると、33回連続で勝つのは至難の業かもしれないが、運が重なれば、いけないこともないように思う。
ジャンケンで、人類のナンバーワンになるところを想像する。

だけど、じゃんけん以外で、80億人のトーナメントを勝ち上がっていく想像はできない。
比較的勝ち上がりやすそうな雑学クイズ大会でも、22回戦くらいで「アタック25」出演者に当たって負けそう。
野球大会なら、14回戦くらいでドミニカの元野球選手に負けそう。
雑巾がけ大会なら、西洋人には勝てそうだけど、10回戦くらいでフィリピンの家政婦に負けそう。
ダジャレ大会なら、そのへんのおじさんにも負けるから、6回戦止まり。
編み物大会なら、手先の不器用さで、4回戦敗退。
一輪車大会なら、近所の女子小学生にも負けるから、2回戦負け。
そして、ジャンケンなら、震える手の婆さんに初戦で負ける可能性がある。
世界一になるイメージができることさえも、初戦で敗けるのイメージが容易に出来うる。

はて、ナンバーワンになるって難しいものですね。

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