7/27 街でモンスターゲットだぜ

ポケモンGOが大人気だ。
外を歩くと、誰もがポケモンを探している。
皆がポケモンばっか探して歩いているので、
神社などでは禁止するところも出てきたようだ。

僕はあまりそういうものに興味がないのでやらないが、
「現実」とデジタルを重ねあわせたVR、ARの分野は
これからもっともっと出てくるだろう。
ある評論家は、街にはデバイスの画面の中よりもたくさんの
おもしろいものがあるのに・・・とぼやいていた。
共感はするが、時代は変わってしまっている。
僕は、人が街に出ただけマシなんじゃないかと思う。
家の中にこもって一人でゲームをするより、
街に出かけてゲームしている方がいいと思う。

昨日も通りに人が集まっていたので、
フリマでもやっているのかなと思って覗いたら、
みんなでスマホをいじっていた。
そこにいっぱいモンスターがいるのだろう。
プレイしている人達は誰もしゃべっていなかったが、
街に人がいるだけましだと思った。

地方の街はいつも閑散としているが、
地方には人がいないんじゃなくて、
人が家と会社を車で移動しているのだ。
地方の移動手段が車から自転車に変わったら、
地方って結構人がいるんだなとわかるだろう。
もしくは、世のすべての車がシースルーになれば、
地方にも若い人がいることを視認できるはずだ。
街に活気があるなと感じるためには、
「見える」ことが結構重要だったりする。

日本にチーマーとかいう人達がいた頃までは、
若者は外に出て、街にたむろしていた。
女子高生達もジベタリアンとか揶揄されながら、
無駄に道端やコンビニの前にいた。
街にたむろする人がいなくなると、
街は黙ってしまう。
ポケモンGOをやってる人達は何もしゃべらずに
黙々とモンスターをゲットしているが、
街は少しだけしゃべり始めたように思う。

 

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