6/24 50年後も優良業界

就職活動生向けの雑誌に
「上がる業界・落ちる業界」という文字があった。
これから社会に出て行く人達は、
是非とも上がっていく業界に入りたいところだろう。
でもだいたい、「上がる」と言われた時点で
既に下り坂に入っていることは多いし、
定年するまでの業界変動は誰にも読めない。
だからここ10年でなく、
ここ50年位のスパンで見なくてはならない。

そうなると一番いいのは、宗教業界だろう。
ここ50年で、人の不安が消えることはないし、
「正解のない社会」はポストモダン以降ずっと続く話なので、
50年後も多くの人が「正解がない」と悩んでいるはずだ。
また、居住の変化で、檀家制度が崩壊してきているし、
「墓じまい」や「墓参り代行」なんてサービスもある。
変化のあるところにチャンスがあるのは
ビジネスの基本。
大いに「上がる」チャンスがある。

税制に関しては明るくないので、
今後宗教法人の税制がどうなるかはわからないが、
宗教に関わっている人はかなりの数いる。
ロビー活動もぬかりはないだろう。
こんな優良業界なのに、就職したい企業ランキングに
一社もランクインしないのは、
強力なロビイストが表に出るのを止めているからだろう。

でも、どうせ優良業界なら、就職するより
スタートアップの方がリターンも大きい。
自分で宗教スタートアップ企業を立ち上げよう。
何しろ、宗教業界というのは、「砂糖水を売るような仕事」じゃなく、

「不安に怯える人々を安心させるサービス」を提供する仕事だ。
やりがいだって、他の業界とは段違いだ。
ただ、この宗教業界、サービスをローンチしても、
その後、IPO(上場)して、大手ファンドにM&Aされ、

軽やかにEXITして、MAKE MONEYみたいな道はないので、十々ご注意くださいませ。