学校と文房具会社

小学生の頃、ネリケシという消しゴムが流行った。
消しゴムなのに練り練りできるので、授業中触るのは禁止になった。
匂いのする消しゴムというのもあった。
勢い余って食べているやつもいたが、授業中、気が散るということで禁止になった。

文房具は、教育と遊びの邂逅点であり、学校と文房具会社の衝突点である。
学校は「機能」だけを求めるが、文房具会社は売るために「装飾」をつける。
子どもは「機能」を主張するが、教師は「装飾」を理由に使用を禁止する。
数年前に流行った「消せるボールペン」なんて、「機能」だけを追求したにもかからず、学校で使用禁止になった。
学校でのボールペンの「機能」は消せないことにあった。

最近、高校生の持っていた筆箱を見ると、異様に大きかったのでなにを中に入れるのかと見ていたら、スマホがちょうど隠せるようになっていた。
先生からは筆箱を開いているように見えるが、生徒からはスマホがきれいにハマるようになっている。
スマホを隠せるという「機能」は、子どもにとって重要だろう。
今日も、学校と文房具会社のいたちごっこは終わらない。