『愛の反対は憎しみではなく、無関心だ』と
マザーテレサが昔、言ったと聞いたことがある。
関心がないとは、愛するとは対極にあることなのだ。
先週の木曜日、結構混んでいる二日市行きの西鉄に
乗っていたら、女性の声で
「チークが高いんよね」と言うのが聞こえた。
話の前後は聞こえなかったので僕は、
チークの値段が高いのか、誰かのチークの位置が高いのか、
チークが並べてある棚が高いのか考えて、
すぐに思考をやめてしまった。
どれが正解でも、僕にはどうでもいいことだろう。
この場合、僕の無関心は彼女らに対するものだろうか。
それとも、チークに対するものだろうか。
もし、チークに対する無関心だったらマザーテレサは
「男だから、しょうがないよ」と言ってくれるだろうか。
2/3 無関心
2016年2月8日
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