なぜ日本人はこんなに学校で英語を勉強しているのに
全然しゃべれないかと外国人に聞かれたことがある。
学びには一にも二にも姿勢が大切だ。
姿勢とは、(体の構えも含めた)気持ちの持ちようのことで、
つまるところ、What’s up!?(調子どうだい?)と言われて、
すぐに返事ができる姿勢が持てるかということだ。
学ランを着た学生に、「調子はどうだい?」と聞いて、
「今日も最高だぜ!」と答えるやつがいるだろうか。
「調子はどうだい?」と聞かれたら、
彼らのほとんどは「別に・・・」と答えるだろう。
しかし、英語の挨拶に、「別に・・・」はない。
「最高!」とか「調子いいよ!」とか「いい日だね!」
とかしかない。
嘘だと思うなら、ニューホライズンズかクラウンを
めくってみればいい。「別に・・・」は乗ってないはずだ。
英語圏の人にとって、普通(いつも通り)=調子いい!、なのだ。
「別に・・・」なんて、存在しない。
「調子が悪いなら、具体的な理由を言えよ。
腹が痛いとか、LINEのグループから外されたとか」
そういう社会だ(米の場合)。
だからまずは、「調子はどうだい?」と聞かれて、
「最高だぜ」と返せる姿勢を作る必要がある。
これは授業中机に突っ伏したり、ぼーっと校庭を眺めてる
日本の高校生にはちょっと難しいかもしれないが、
外国語を学ぶということは、そういうことだと思って欲しい。
「YO!」を恥ずかしがってたら、ラッパーにはなれないし
フィギュアスケートの衣装を「ださくない?」と思ってたら、
世界に羽ばたくスケーターにはなれない。
堂々としていれば、そういうものなんだなと
相手が勝手に思ってくれるはずだ。
まずは、形から入ろう。そう、形からだ。
どんな形から入るのか。そうだな、それは、次回にまわそう。
まだ、何も思いついてないからね。
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