花粉症

「今年は目にくる」。
そう言ったのはツイッターの中の花粉症被害者たちで、今年の花粉症は鼻や喉ではなく目にくるとのこと。
それには、心よりのお悔やみと同意。

こんな花粉症を引き起こしておいて、知らんぷりしてる犯人、「出てこいや!」と思うが、花粉症の犯人ってほんとに花粉ひとりなのかしらと、ひとり考える。

それに関して思い当たる節はこれまでもあって、何というに、杉がたくさん生えている山に入って花粉症の症状が止まらないことってあんまりなくて、どちらかというと街にいる時のほうが症状がひどくて(ってかほとんどの時間、街にいるわけだけど)、しかも、花粉をたくさん持ち帰ってきた帰宅時よりも、花粉が舞っていない朝の目覚め時のほうが症状がひどいってことは、花粉症の原因は花粉のみにあらずってことじゃね、と。

もちろん主犯は花粉であろうけど、花粉に敏感に反応するための条件という犯行仲間もけっこう大事で、それが、街の排気ガスとか家庭のハウスダストとかアレルギー反応が過敏に出る条件とか、そういった、都市生活が生み出す不快微粒子や条件であり、そっちをどうにかしないと、花粉だけを目の敵にしても、現代的な春の風物詩は、永遠に終わらないのではと思う。

それは、花粉を飛ばしている「杉」に対してよりも、より、「犯人、出てこいや!」と言った際、誰が出てきていいのかわからない、複合的な要因なのだけど、アトピーとか喘息と絡めて、現代的な生活を見直すきっかけにしてほしいもんですね。

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