暮らしのマイトパルタ– category –
気付いたことを書いています。教育のはなしが多くなります。
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草餅
春一番が吹いて 草餅をたべた 初春は和菓子 洋菓子には 「甘さ」のみを食している気にさせるなにかがある、が 和菓子には 具体的な、「この和菓子」を食べている気にさせるなにかがある いま、草餅の草と餅が 確実に自分の身になっていくぜ と喉ごしがうな... -
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ノイズ
数年前に、解剖学の養老孟司先生が講演会の中で、現代では、人間が情報ばかりを追いかけていて、そういう世界では「情報」が重宝されて、「人間」は隅に追いやられる。なぜなら、人間は「ノイズだらけだから」と言うと、それを聞いていた高校生がワッと笑... -
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ばってん
方言は地方で生まれる言葉と思われているかもしれないが、意外と、中央の言葉が地方に伝播しながら形を変えていったものであることが多い。 西日本において「中央」というのは、昔の京都のことである。 京言葉が田舎に伝播したのが多くの方言であり、田舎... -
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公式
NHKの公式オリンピックソングに採用されるくらい壮大なものを表現してみたいが 自分の心を超えるものは描き出すことができない 言葉と心の距離は そのまま虚無の深さになる -
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ネームレター効果
「魚屋になるやつは、たいてい名字に”川”や”水”が入ってる」 以前、父親はそう言っていた。 その時は歴史的な理由なのかなと思い、彼らの先祖が名字を付け始めた時代に「水」に関わる仕事をしていて、その名残というか、家業の流れから水関係の職に就いた... -
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設問1
「ビニール傘は社会共通財産として 誰のでも使っていいことにしたほうがいい と言ったばかりに クラスの皆から 誰の傘でも平気で盗む人として見られるようになった私の誤解を800字以内で解け」 ただし 「なぜ」「提言と行動の違い」「わからない」「馬鹿野... -
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祈と願
祈と願 指を組んでマリアを見上げる あぁ、もう、だめかもしれません 手を合わせて地蔵に頭を垂れる なんだか、もう、だめなようです -
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スポ根
まだまだ寒い日が続く こんなに寒いのに社会は平常通り動く 寒いことを前提に社会は回らない 社会は気温を前提に考えていない 社会同様、学校も気温を前提に動いていない 野球部もラグビー部もは凍傷しような冬でも 熱中症になるような夏でも練習をやめな... -
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笑顔
笑顔 曇りなき笑顔で笑えるのは 笑うことについて考えたことがないから どうやって笑うのだっけと考えた瞬間 笑顔は消える 「知」を得るかわりに「喜」が消えるなら 知など彼方に そのまま彼方に -
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真似
コンピューターは 人の脳を真似て作られている 時々 パソコンやスマートフォンに 負荷がかかりすぎて 本体が熱を持って 触れないほど熱くなるが あれはCPUが 人間の「知恵熱」を真似しているらしい つまりパソコンやスマホが 普段から頭を使っていない証拠...