暮らしのマイトパルタ– category –
気付いたことを書いています。教育のはなしが多くなります。
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毛
思春期の高校生たちは毛を嫌う。 すね毛も腕毛も、毛なんて生えてこないに越したことはないと、 女子はともかくとして、男子も、思っているふしがある。 思春期は子どもから大人への過渡期で、 その過渡期を明確に表すのが毛だったりするので、 男は毛が生... -
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手紙
手紙を書くことが好きだ。 手紙を書くことで自分の心があらわになるのがわかる。 手紙が自分を表現する一番のかたちなんじゃないかって思えるほど、 手紙を書き上げた時に、自分が出ていると思う時もある。 だから、よく、便箋やカードを買う。 い... -
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無条件
日本が戦争に負けて無条件降伏したということは 中学校の頃に教わったが、 ”無条件降伏”ということが、「条件なしに」ということだと理解しだしたのは 大学生になってからだった。 (「条件はあった」という説のことも知るようになったからだった)... -
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身体言語
茨木のり子の詩に「汲む」という題の詩がある。 「立居振舞の美しい 発音の正確な 素敵な女の人」に 「昔言われた言葉の意味」を 「ときどき ひっそり”汲む”ことがある」と語る作品。 「意味を汲む」「想いを汲む」「流れを汲む」。 ”汲む”とい... -
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棲み分け
今西錦司の「生物社会の論理」をぺらぺらと読んでいた。 今西錦司が提唱した「すみ分け理論」は、 ダーウィンの「進化論」(特に「適者生存」)を否定する独自な理論だが、 話が面白すぎたのか、後に続く学者が少なかったようだ。 彼が提唱した「す... -
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きれい好き
潔癖症の人がいる。 必要以上に、周りをきれいにしようとする人。 その半面、片付けられない人ってのもいる。 ゴミ屋敷にしてしまう人。 片付けすぎるのも、片付けられなさぎるのも問題だけど、 どこが”適当な”片付けかは、人によって違う。 海外で違う国... -
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打席数
イチローがチームを離れるらしい。 マリナーズからヤンキースを経て、3つ目の球団に当たるマーリンズで今期、 主に4人目の外野手としてプレーし、 打率.255、169打数50安打という数字を残した。 安打数は過去最低だったが、 本人は「最低でも50歳まで... -
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たとえ
話のうまい人は、説明がうまい。 説明のうまい人は、たいてい、例えもうまい。 いい宗教者は、いい例えを使いこなすもので、 イエス・キリストは 「富んでいる者が神の国にはいるよりは、らくだが針の穴を通る方が、もっとやさしい」 とか 「天国は、畑... -
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ハロウィーン
先週の火曜日はハロウィーンだった。 10月最後の週末、街は、仮装した人で溢れているかと思いきや、 案外、広島の繁華街は、閑散としていた。 仮装した人はみんな、USJに行ってしまったのかもしれない。 最近のハロウィーンは、10月の最終週末みた... -
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読書の秋
読書の秋というけれど、 年中、本をかたわらに置いている身としては、 秋が特別、本の季節という感慨もない。 冬もけっこう読めるし、春の本読みもさくさく進む。 それでも秋になると、福岡のけやき通りで行われている 「一箱古本市」という催しを思い...