暮らしのマイトパルタ– category –
気付いたことを書いています。教育のはなしが多くなります。
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「自分」のために
小学生の頃、「他人のことを考えなさい」とか 「周りの人のためになることしなさい」ということをよく言われた。 高校生になると、あまり、そういうことは言われなくなったように記憶している。 単に、先生の話を聞いていなかったのかもしれない。 ただ... -
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質問される側
若き数学者・森田真生さんから聞いた話で、 ケンブリッジ大学の数学科が受験者を口頭試問する時の話。 例えば、「√i を計算せよ」 という問題を受験者に出したとして、 これを頭の中で、算術として計算しているような受験者はまずだめで、 幾何(図形)... -
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「ぶらぶら」している先生
中学・高校では子どものことを「生徒」と呼ぶが、 大学では、「学生」と呼ぶ。 中学・高校では授業のことを「教科」と呼ぶけれど、 大学では授業を「教科」とは呼ばない。 大学で学ぶことは「学問」であって、「教科」ではない。 高校までの教育と大学以... -
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ズルい大人
中山間地の小学校の子どもたちが、階段に座って遊んでいる。 その子らの隣に腰掛けて、何をしてるのかと覗いて見ると、 近くの野っ原から取ってきた花の花びらを1枚ずつ、ちぎっている。 「好き。嫌い。好き。嫌い・・・」 こういう遊びは、子どもの世界... -
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ガウス整数環
ゆずが20週年を迎えたとコンビニの店内放送が言っている。 ゆずは90年代、TKサウンド全盛の頃に、 フォークギターとハーモニカを引っさげてJPOPに登場し、 新しい形のフォークデュオとして人気を博した。 ゆずがヒットした後、「ゆずに続け」と、 ゆずっ... -
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撮られ慣れ
高校で新学期が始まると、新しいクラス全員で、クラス写真を撮る。 今時の高校生たちの写ったクラス写真を見て驚くのは、 生徒たちの写真写りの良さだ。 誰もが「いい顔」で写っている。 みんな、なんていうか、撮られ慣れてるなぁ・・・と思ってしまう... -
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私淑
「私淑」という言葉がある。 著作などを通して、会ったこともない人のことを、師と慕うことをいう。 いい考え方だなと思う。 人が先生になるのは、「生徒」がその人を「先生」だと思うことから始まるわけで、 例え会ったことがなくても、同時代に生きて... -
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今西モデル
フランス文学者・桑原武夫氏の蔵書を、 京都市が無断で捨てたことがニュースになっていた。 遺族が京都市に寄贈した氏の蔵書を、 「図書館の蔵書と重複している」という理由で、廃棄したという。 担当の部長は、減給処分。 担当者がどんな気持ちで捨てたの... -
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「でこすけ」や「でこっぱち」
最近、青っ洟を垂らしている子を見なくなったのと同じように、 「でこっぱち」な子を見なくなった。 前はもっと「でこっぱち」とか「でこすけ」と呼ばれてそうな、 おでこに目が行く子どもがいたように思うけど、 何の変化なんだろう。 近頃の子どもの髪... -
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「たった8年」
「奇跡のりんご」でお馴染み、 りんご農家の木村秋則さんは、 「無農薬」のりんごを作るのに、8年の歳月を要した。 木村さんの奥さんの肌が農薬に拒否反応を示したこともあり、 りんごを「無農薬」で作ることを決意した木村さんだが、 周りからは、狂人...