暮らしのマイトパルタ– category –
気付いたことを書いています。教育のはなしが多くなります。
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暮らしのマイトパルタ
五人称
「一人」と「二人」は全然違う。 でも、「二人」と「三人」の間にも、 「一人」と「二人」と同じくらいの大きな違いがある。 三人集まると、二人の時にはなかった 「場」や「空気」みたいなものが急に出現して「集団」になる。 二人の時には親密だった二人... -
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いきの構造
九鬼周造という哲学者がいる。 母親のお腹にいる時に、母親が思想家の岡倉天心と不倫したり、 哲学者・サルトルから個人的にフランス語を習っていたりなど、 エピソードにことかかない人なのだが、 戦前の人だからなのか、僕の周りの先輩で、九鬼周造の話... -
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時代は変わっちまった
「嫌になっちまったぁー 腹がたっちまったぁー」 長渕剛の「勇次」を口ずさみながら、田舎を歩いていると、 前から黄色いTシャツを着たおじさんが、ジョギングで近づいてくる。 おじさんのTシャツ、どこかで見たことあるなあと思って見ていると、 すれ違... -
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「中途半端」と「グッドバランス」
「話が抽象的だなあ」と誰かが言った時は、 たいがい、「抽象的」でなく、「あいまい」なだけだ。 「あいまいな話」と「抽象的な話」は、 雲をつかむような話という意味では似ているが、 似ているだけで、まったく違う。 「あいまいな話」は、要領を得ない... -
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日本のバレンタインデー
今年のバレンタインデーに、 社内での義理チョコを禁止にした会社がいくつもあったらしい。 都会の女性陣は「義理チョコなんて、金もかかるし面倒だ」 と思いはじめている。 てえへんだ。 信頼関係は、 「贈る/贈られる」の交通量が増えれば増える... -
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都会のいいところ
都会のいいところ。 都会のいいところは、 みんなが格好つけてるところ。 必要以上に着飾って、 必要以上にスカした顔で、 必要以上に肩肘張って、歩いている。 それが、都会のいいところ。 都会にいると、背筋が伸びる。 都会にいると、ピリッとする。 都... -
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人生100年時代
「LIFE SHIFT」という本がある。 「WORK SHIFT」という本を書いたリンダ・グラットンさんの最新刊で、 副題は「100年時代の人生戦略」。 平均寿命は伸び続けており、これから大人になっていく子どもたちは、 100歳まで生き続ける可能性がある。 これからの... -
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片手で足りる、僕の友だち
ひきこもりやコミュ障が増えて、 友だちが少ないことが一つのネタになるはるか以前から、 僕は友だちが少ないことを、いじられていた。 友だちが少ないと言われても、ともだちを数える機会なんかないので、 本当に少ないかどうかは、疑問の余地が残るなと... -
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サーカスのための技術
日本にスポーツを教えにくる外国の指導者は、 「日本の選手は、工夫が足りない」と、よく言う。 基本はしっかりしているし、教えたことはよくこなすが、 勝つための工夫やアレンジに難がある、と。 いつも基本を大事にしちゃう日本人の悪いところだ。 サッ... -
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枠に順応する性質
こんな文章を書いていると、まちを歩いている時にも、 こんな文章のネタになりそうなことに、目がいく。 こんな文章を書いていなければまったく目につかなかったことが、 こんな文章を書いているために、すぐに目につくようになっている。 こんな文章用の...