暮らしのマイトパルタ– category –
気付いたことを書いています。教育のはなしが多くなります。
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6/9 重いものから軽いものへと
友だちがインターネットで買ったコンタクトレンズは、 シンガポールの工場から送られてきた。 ネット社会に触れて、ふと豆腐屋の倅を思い出した。 豆腐を毎日売ってる彼が、ネットでコンタクトを買って、 シンガポールから届いたら、どう思っただろう。 「... -
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6/8 掃除のおもひで
前、日本の電話の保留音がレット・イット・ビーなのは笑える という話を書いたが、中学校の掃除の時間の音楽が ヘイ・ジュードだった。 センスがずれてるのか、一周回ってシュールなのか、 これから掃除だって時に、ヘイ・ジュードはない。 でも、掃除の... -
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6/7 子どもへと至る道
昨日、集団ヒステリーの話を書いていて、 ふと、ムツゴロウさんを思い出した。 動物は、意味や言葉を理解しないがゆえに、 言語以外を感知する能力が人間より高い (というか人間は言葉と引き換えに、その能力を失った)。 その動物と心をかよわせるために... -
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6/6 感情を感知するセンサー
福岡に修験道で有名な山がある。 そんなに高くないので、朝起きて「山でも登るか」という 気分でも登れる程度の高さだ。 以前、ある高校が学年行事としてその山に登って数日後、 女生徒に寄る集団パニックを起こし、 27人の女生徒が倒れたというニ... -
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6/5 引き受ける人たち
(一応、前回からの続き) そんな風に松坂のことを考えるのは、長嶋監督を思うからだ。 松坂も時代の寵児を引き受けたが、長嶋監督は昭和をずっと 引き受けていた。 六大学から鳴り物入りで巨人に入った時から、 みんなの期待に応え続けた現役時代。 引退... -
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6/4 神輿のあと
(一応、前回からの続き) その松坂の復帰は難しいのかもしれない。 ソフトバンクはいつのまにか首位にいるのが当たり前の 常勝軍団になってるのでファンは怒りの矛をしまっているが、 結構な年俸ももらっているので今年はなんとか 結果を残したかったが、... -
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6/3 あの夏の伝説
日本ハムに大谷という怪物がいるが、 あの世代は「大谷世代」ではなく「羽生世代」らしい。 「世代」は、競技を超えてくくるようになったらしいが、 ひとつ前の黄金世代を背負った松坂大輔は、 今年も一軍で投げられないかもしれない・・・。 1998年・夏、... -
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6/2 ゴッホがわからないのか
上野の美術館で「ブータン展」がやってるという。 行かねば。 ブータンの話はまた色々あるが、今回は美術館の話。 美術館では一流と言われる人の作品を見ることができる。 ずっと名が語り継がれる人の作品を見て感動することもあるが、 全然感動しないこと... -
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6/1 看板かけ直し
友人に「君には情がない」と言われた。 心外だ。心から心外だと感じた。 僕は都会と田舎では田舎側に立ってきたつもりだし、 これから生まれる新しいものよりも、 失われ忘れ去られるものに想いを馳せてきたつもりだ。 山本周五郎みたいな、弱い人間を描く... -
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5/31 タイトルは語る
坂口恭平という男がいる。 建築家であり思想家でありミュージシャンであり 新政府初代内閣総理大臣という肩書を持つ男。 今日本で一番、人の心を揺さぶる言葉を操れる人だと思う。 何ともあっぱれな人なんだけど、 この人の名言のひとつに、 「本は2,3ペー...