コラム– category –
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暮らしのマイトパルタ
「往相」と「還相」
旅路 島根の石見から成田空港まで電車とバスをのりつぎ、 成田空港からインドのカルカッタに移ったあと、 カルカッタからバスで10時間離れたダラムサラに行って、 そこの山中にある仏教寺院の伽藍堂の柱にタッチして、 また石見に帰ってくるという3月の旅... -
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悪口
人の悪口は言ってはいけないわけではないが、 なるべくなら、言わないほうがいい。 人が言葉を作ったわけではない以上、 人は言葉と勝負すれば、負けるようになっている。 人は言葉より弱いので、 人の悪口を言っていると、 人は悪口に負けてしまう。 言葉... -
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タフマン
世界一の富豪、イーロン・マスクがTwitter社を買った。 報道によると、ツイッターから追放されたトランプ元大統領を呼び戻すことを計画しているらしい。 ウクライナ侵攻の際には、プーチン大統領にタイマンを呼びかけ、電気自動車を作りながら、火星移住計... -
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世界人類が平和でありますように
八坂神社にいくと、南門を入った敷地内に杭が打ってある。 「世界人類が平和でありますように」 日本人がいるところなら世界中で見られるというおなじみの、あの杭は、ある宗教法人が広めたとか、博報堂が関わっているとか裏の話もあるようだが、その文言... -
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書けない漢字
人前でものを教えることを仕事にしているのに、漢字がまったく書けないという人がいる。 国語の先生でもないかぎり、漢字を書けないことは大したことではないとは思うが、それを恥かしいと思っていることが教壇から伝わってくる人もいて、かわいそうになる... -
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調子にのらせない人
「勘違いさせない人」を見ている。 「調子に乗らせない人」という言葉が思い浮かぶ。 子どもや生徒に対して、勘違いさせなかったり、調子に乗らせなかったりするのは、いいことなのだろうかと考える。 日本のスポーツ指導者は、選手を調子に乗らせないこと... -
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なんのへんてつもない
日曜日、近所のなんのへんてつもないパン屋さんに入る。 へんてつがなさすぎて、一度、通り過ぎてしまう。 昔ながらのラインナップと昔ながらの価格設定。 食べると、味もへんてつがないが、味付けに作為がないので嫌な感じが一切しない。 「うちの小麦粉... -
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重力に負ける
「おっぱいが重力に負けてきた」という話を女友達から聞く。 体が重力に負けるというのは「衰え」の表現の一つなのだろうが、そういうことを男より女から聞くことのほうが多いように思うのは、女性の方が体に対する意識が強いからだろうか。 ただ、本当に... -
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天秤
はじめての寺に座禅をしに行くと、参加費(布施)の千円が何枚も無造作に突っ込まれた箱が 不用心に置かれていた。 泥棒でなくても「持ってけ」と言わんばかりの無人受付。 無人の野菜販売所なども同じことなのだが、不用心にお金が置いているということは... -
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人相
「人相が悪い」 人はそう言って、人を顔で判断することがあるが、その判断はどれほど正確なのだろうか。 他の国でも「見た目」で判断することはあるだろうが、「人相が悪い」とは、「悪そうな見た目」をしているというより、「悪い顔」のことである。 人と...