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1/21 論理と感情
AIの成長がすさまじい。 あと10年はかかると言われていたプロ(碁)棋士からの勝利も記憶に新しいが、 予想を上回るスピードでAIは進化している。 これまで人間の分野だと思われていたクリエイティブな仕事にも、 AIは着々と侵入してきており、 AIが書いた... -
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1/20 いつも後追いする男
先週は、成人式が各地で行われたようで、 まちに振り袖姿の女性が多く歩いていた。 ”成人”式は、すでに随分前から無実化しており、 ただの同窓会と化しているが、 「成人になる」「大人になる」という意識が個人に芽生える時期は、 男女間で、ズレがあるよ... -
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1/19 言葉は世に連れ
「歌は世に連れ、世は歌に連れ」というが、 「言葉は世に連れ、世は言葉に連れ」いう言い方もできる。 時代によって移りゆく流行り言葉は、 様々なところから出てきては、消えていく。 かつて、バラエティ番組やトレンディドラマから 流行り言葉がたくさん... -
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1/18 曖昧な対義語
「平和」の対義語は、「戦争」らしい。 戦争は「できごと」、平和は「状態」だと思っていたので、 対義語だと知った時は、驚いた。 平和から離れることが、そのまま、戦争に近づくことになるとは、 「平和」な国で育った僕には思えなかったし、 「戦争」と... -
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1/17 三つの嘘
マーク・トウェインは言った。 「嘘には三種類ある。 嘘、大嘘、そして、統計だ(lies, damn lies, and statistics)」 イギリスのユーロ離脱やアメリカのトランプ新大統領を 事前の統計で予測できなかった今、 この言葉は以前よりすんなり入ってくる。 ... -
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1/16 初球ど真ん中
大学受験の一ヶ月前に、小論文の先生が、 日本のことを世界に伝えた名著として、三冊の本を教えてくれた。 新渡戸稲造の「武士道」 内村鑑三の「代表的日本人」 岡倉天心の「茶の本」。 明治期に書かれたこれらの本は、 日本人の考え方を海外に知らせる良... -
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1/15 かけがえのあるものないもの
「公」と「私」という分け方がある。 「パブリック」と「プライベート」。 これに似たような言葉で「官」と「民」ってのがあり、 これは「公」と「私」に対応しているようで、対応していない。 「官」は、まちの役場や省庁などの行政のことをいい、 「民」... -
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1/14 V9と駅伝
箱根駅伝で青山学院大学が3連覇した。 監督の原普監督は各方面から引っ張りだこで、 講演会では、他の経営者や政治家を抑えて、 人気NO1らしい。 スポーツは会社組織との似通ったところがあるので、 マネジメントやリーダーシップなどについて、 話を聞き... -
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1/13 文武両道
壇上で経営の話をしている人がいる。 「MBA的な経営知識だけ持って現場感覚がない人はだめですが、 だからといって、経営基礎を疎かにして事業拡大していくのも、 危険ですよ」 ふむ。 行動も必要だけど知識も必要って話か。 そうかな。 そうかもな。 ... -
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1/12 間接話法的な教え方
英語圏の人が人を落ち着かせる時に、 「calm down」という言い方をするけれど、 その言い方が、 「calm down」ではなく、 「calm dooooooooooooooown」と、ゆっくり単語を伸ばして言うのが頭に残る。 言葉をゆっくり言うことで、 焦っている相手に寄り添い...