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暮らしのマイトパルタ
10/26 今年の小林秀雄賞
今年の「小林秀雄賞」は数学者の森田真生の著書 「数学する身体」だった。 森田さんはまだ30歳の新鋭で、どこの大学機関にも属さず、 在野で数学の魅力を伝えている、なんとも興味深い人だ。 受賞作の「数学する身体」では、 数学者のアラン・チューリング... -
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10/25 日本仕事百科
「日本仕事百貨」という求人サイトがある。 主に正社員募集の求人を載せているのだが、 「タウンワーク」のような大手サイトとは大きく違う。 大手が、収入や保険、残業時間などの数字で示せる求人情報を 多く載せているのに比べて、 「日本仕事百貨」は、... -
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10/24 フォロワーシップ
登山には厳密な計画が必要だという。 一人で登る登山ではなく、パーティーを組んで 世界最高峰クラスに挑む登山においては、 計画時点でのミスが命取りになることもありえる。 パーティーには必ず隊長がおり、 隊長は、刻々と状況が変わる山中で、 的確な... -
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10/23 還暦祝い
こどもの頃、還暦の人は赤いちゃんちゃんこを着せられていた。 始めて見たちゃんちゃんこ姿の人は、長嶋茂雄監督だった。 次に見たのが、ジャイアント馬場。 あれ、逆だったかな。 どっちでもいいけど、とにかくおじいさんになると、 周りから赤いちゃんち... -
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10/22 罵る言葉
熱い水を「湯」という。 冷たい水は「水」という。 英語では湯も水も「Water」という。 湯は「hot water」 水は「cold water」 日本語に「湯」という言葉があるということは、 日本人は熱い水と冷たい水にきちんと違いを見ていたということでもある。 「湯... -
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10/21 内田を待ちわびて
内田篤人が帰ってくる。かもしれない。 「うっちー」の愛称でおなじみ、元サッカー日本代表、 ドイツ・シャルケの内田は膝の怪我で2014年の3月以来 ピッチにたっていなかったが、 膝の回復経過が良好というニュースが入ってきた。 内田の動向はなんだかん... -
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10/20 ボケる前にとぼけよう
高齢化社会においては、多くの人がボケてくる。 ボケは、介護する周りの人たちが大変なので、 なるべくボケないでほしいというのは、家族の切なる願いだ。 ボケないための予防法は世間にたくさんあるだろうが、 僕が知っている「ぼけ」ない方法の一つに、... -
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10/19 当たるも八卦当たらぬも八卦
「手相の勉強してるんで、手相見せてもらっていいですか?」 そうやって宗教に勧誘している人を最近あまりみない。 僕がそういう場所に行かないだけだろうか。 それとも僕がそういう人に相手にされなくなったのだろうか。 けっこう長い間、そのやり口で勧... -
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10/18 頭と心の乖離
Teach for AmericaというNPOがある。 教育格差の是正を目指した教育団体で、 教育環境の悪い地域に、有名大学を卒業した新卒生を2年間 教師として派遣することで、子どもの学力向上を目指す団体だ。 この団体は、2010年、全米の人気就職先ランキングで 並... -
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10/17 聞かぬは末代までの恥
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言い方がある。 英語では Asking makes one appear foolish, but not asking makes one foolish indeed. (聞くと愚か者にみえるが、聞かないと本当に愚か者になる) という言い方らしい。 近頃はなんでもウェ...