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暮らしのマイトパルタ
6/14 日本で一番かっこいい男
1970年代、ジョン・レノンはチェ・ゲバラを 世界でもっともかっこいい男といった。 確かにゲバラは、文句無しにかっこよかった。 そして、時代の空気を体現した男でもある。 誰もが認めるかっこいい男。 今で言うとそれは誰になるんだろうか。 好みや価値... -
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6/13 土地に何ももらわなかった男(3)
(前回からの続き) この話は僕が何度もしているので、もしかしたら 耳にされたことのある方もいらっしゃるかもしれない。 「日本男子は日本語という壁に長い間守られてきただけ」 この、日本の官僚がずっと口にしなかった不都合な真実を 今日はみなさんに... -
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6/12 土地に何ももらわなかった男(2)
(前回の続き) 女の友人と話をしていて、日本の男が世界でモテない原因は、 ロールモデルがサムライから更新されてないことにある、 という結論になった。 日本女性のイメージは、戦前まであった「内助の功」、 「三歩後ろを下がって歩く」妻イメージから... -
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6/11 土地に何ももらわなかった男
女は自然へのセンサーが男よりきちんと稼動している。 「自然を真似なくなった女は、狂う」と藤原新也は書いてた けど、自然から切り離されて都会に暮らす女性が 子どもを生まなくなるのもわかる気がする。 そういえば、土地の女にはまだ”キャラクター"が... -
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6/10 書き分けができている
名作「タッチ」や「H2」でお馴染み、 あだち充先生が描くマンガは、みんな登場人物が同じ顔をしている。 どのマンガも、主人公の男は、さらさら髪の優男と男気ある短髪(H2でいうと、比呂と英雄)。 ヒロインの女は、清純派の黒髪と活発なショートヘア(... -
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6/9 重いものから軽いものへと
友だちがインターネットで買ったコンタクトレンズは、 シンガポールの工場から送られてきた。 ネット社会に触れて、ふと豆腐屋の倅を思い出した。 豆腐を毎日売ってる彼が、ネットでコンタクトを買って、 シンガポールから届いたら、どう思っただろう。 「... -
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6/8 掃除のおもひで
前、日本の電話の保留音がレット・イット・ビーなのは笑える という話を書いたが、中学校の掃除の時間の音楽が ヘイ・ジュードだった。 センスがずれてるのか、一周回ってシュールなのか、 これから掃除だって時に、ヘイ・ジュードはない。 でも、掃除の... -
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6/7 子どもへと至る道
昨日、集団ヒステリーの話を書いていて、 ふと、ムツゴロウさんを思い出した。 動物は、意味や言葉を理解しないがゆえに、 言語以外を感知する能力が人間より高い (というか人間は言葉と引き換えに、その能力を失った)。 その動物と心をかよわせるために... -
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6/6 感情を感知するセンサー
福岡に修験道で有名な山がある。 そんなに高くないので、朝起きて「山でも登るか」という 気分でも登れる程度の高さだ。 以前、ある高校が学年行事としてその山に登って数日後、 女生徒に寄る集団パニックを起こし、 27人の女生徒が倒れたというニ... -
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6/5 引き受ける人たち
(一応、前回からの続き) そんな風に松坂のことを考えるのは、長嶋監督を思うからだ。 松坂も時代の寵児を引き受けたが、長嶋監督は昭和をずっと 引き受けていた。 六大学から鳴り物入りで巨人に入った時から、 みんなの期待に応え続けた現役時代。 引退...