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暮らしのマイトパルタ
3/27 大事な箇所には線を引く
ペンを片手に本を読むことがある。 ペンの色を変えながら、線を引いたり、囲んだり、コメントを書いたり。 線を引く時は、必要以上に線を引く。 ここは別にいいかなぁ、と思っても、一応引いておく。 後の自分がどう感じるかは今の自分にはわからない。 線... -
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3/26 社会の際で生きている人からの電話
Aさんという50代の知り合いがいる。 この世にぎりぎりで留まっている人で、 ちょっと気を抜くと世間とは離れたところに飛んでいってしまう。 Aさんのことなどすっかり忘れている頃、ふいに電話がかかってくる。 「あ、久しぶり?俺さぁ、先週、ポロックの... -
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3/25 時間外手数料、216円
友達と飲んでいると「もう一軒いこう」という。 財布を見ると、小銭しか入っていない。 ATMに行かねば。 いや、待て。 今日は土曜日だ。 時間外手数料がかかる。 とはいっても、今、現金がいる。 216円。 時間外手数料、216円。 有名なヒップホップグルー... -
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3/24 花の美しさがわかる心
家の近くに手入れの行き届いた花壇がある。 市の管理にしては、いい花が植えてあるので、 どこかの団体が管理してるのかもしれない。 通るたびに、いい気持ちになる。 小学生の頃、学校に花を持って行かされることがあった。 家に咲いている花を持っていけ... -
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3/23 二ヶ月前の和菓子
後輩が家に来た。 小腹が空いたというが、 冷蔵庫に適当な食いものは入ってない。 そういえば2ヶ月前にもらってそのままにしてある 和菓子があった。 「その、棚に置いてある和菓子、食べていいよ」 後輩は、自分でお茶を淹れて、和菓子の包みを開ける。 ... -
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3/22 銭湯の哲学者
銭湯が好きだ。 昔からある街の銭湯も好きだし、 いくつか違うタイプの湯があるスーパー銭湯もいい。 裸は雄弁だ。 普段は服で隠して素知らぬ顔をしてみても、 全部脱いでしまえば、嘘はつけない。 そんな銭湯に奇妙な若者がいた。 熱めの湯に浸かりながら... -
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3/21 花粉症、許せない
花粉症はつらい。 目がかゆい、鼻がかゆい。 喉の奥がかゆい、喉の奥の耳までかゆい。 こんなにみんな苦しんでるのに、 あんなにもたくさんの杉を植えた政策に対しては、お咎め無しなんだろか。 責任者はいないんだろか。 こんなことになるとは誰も予測で... -
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3/20 人の話を上手に聞けた昔の人
「あの人に会いたい」というNHKの10分番組があった。 もしかしたら、今もやっているのかもしれない。 NHKの過去のインタビューを編集した番組で、 昭和の有名人がわんさか出てくる。 手塚治虫やら松下幸之助やら。 桂米朝やら高田渡やら。 石垣りんやら宇... -
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3/19 味噌汁がうまくなった
近頃、自分で作る朝の味噌汁がうまい。 子どもの頃は得意ではなかった味噌汁がやけにうまい。 味噌、変えた? 腕、上がったね。 やはり朝のルーティーンとしての味噌汁づくりを 繰り返している内に質的変化を起こしたのだろうか。 今晩、クックパッドにあ... -
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3/18 女がみるスポーツ
女性は、スポーツに興味がない人が多い。 スポーツの話をしたいのに、 周りの女性はまったく興味がないので、 会話が弾まない。 別に女子スポーツでもいい。 なでしこの話とか、 女子ラクロスの話とか、 愛ちゃんと石川佳純の話とかがしたい。 男が女より...