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暮らしのマイトパルタ
2/26 機械との競争
『機械との競争』という本がある。 IT技術の発達スピードに人間がついていけず、 雇用をどんどん機械に奪われていることを主張した良い本だ。 機械は単純な労働力としてではなく、 知的分野においても人間より高い能力を示すため、 ホワイトカラーの管理職... -
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2/25 逆ギレ
高校生の時、「逆ギレ」という言葉を深夜ラジオで 初めて耳にした。 今では当たり前のように使われている言葉も、 当時はお笑い芸人くらいしか使っていなかった。 新しい響きのする「逆ギレ」という言葉を使いたくて しょうがない僕は、まったく逆ギレして... -
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2/24 スマートホン
スマートホンをよく落として割る。 映画館に行く回数よりも、スマートホンの画面を 割る回数の方が、確実に多い。 そういう時は、以前持っていたスマートホンに 切り替えるに限る。 ただそれも使っていると割れてしまったので、 姉の前のスマートホンをも... -
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2/23 佐賀弁辞典(2)
方言を集めていると改めて思うのは、 感情を表すための語句が多いということだ。 形容詞、動詞が多いのに比べて、名詞が少ない。 モノの名前は全国で揃えたほうが、 都合がよかったのだろうか。 さらに、感情を表す語句の中でも、 「嫌な感情」を表す語句... -
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2/22 佐賀弁辞典(1)
ばあちゃんの方言は強烈だ。 父親の方言も僕よりは強い。 どこの地方の人も感じているだろうけど、 世代を経るにつれて方言は薄くなっている。 この点、体毛と似ている。 昔はどこにでもいたであろう剛毛な人を 最近とんと、見なくなった。 このままでは近... -
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2/21 りゅっく
家について、リュックを降ろすと、 リュックのチャックが全開になって、 ノートやパソコンが丸見えだった。 なんで誰も言ってくれなかったんだろう。 何人も何人もすれ違ったのに。 何人も何人も僕の全開のリュックをみて、 「あ、この人リュックのチャッ... -
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2/20 野菜ジュース
僕のばあちゃんは、近所付き合いが良い。 地区(ばあちゃんは部落という)の集まりや催しに しょっちゅう顔をだすので、家に参加賞でもらう ドリンクが台所にどんどんたまっていく。 ただ、ばあちゃんはそういうドリンクをあまり 飲まないので、たまに来る... -
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2/19 うるさい声
普段から、言葉にひっかかることがある。 独り言でも、適当な言葉を使うと、 自分に言葉尻を掴まえられる。 「まあ、あいつハンサムだからな」 「ハンサム?ハンサムっていうか、さわやかじゃない?」 「んー、さわやかってより、目鼻立ちがはっきりしてる... -
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2/18 世界の終わり
家の近くに、店名のわからない居酒屋がある。 店名はわからないが、掲げてある看板に 「心配するな。世界が終わっても俺たちの居酒屋は開いている」 と筆文字で書いてある。 心配するな、と書いてあるが、心配なのは その店のシャッターが、この一ヶ月ずっ... -
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2/17 ひな祭り
街を歩いていると、バレンタインからひな祭りに 向けて雑貨屋さんが売り場を変えていた。 ひな祭りは、他のイベントに比べて、分が悪い。 一世代、二世代前の『女の子』イメージを引きずっているし、 『お雛様を出しっぱなしにしておくと婚期が遅れる』な...