マイトパルタ

このブログ「暮らしのマイトパルタ」を書き始めて、今日で一年になります。
とりあえず一年間は毎日書こうときめて、
こうやって、一年きちんと、駄文ながらも書き続けられたのは、
数としては少ないながらも、読んでくれる人達がいたおかげでございます。
どうも、ありがとうございます。
今後は、ペースを変えるつもりなので、毎日更新はしないかもしれませんが、
できる限り書いていきたいと思います。
なんといっても、ここで書かれた文章を読んで一番感心しているのは、
書いた数ヶ月後の自分ですので、
自分を喜ばすために書いているようなところがあります。
これからの二年目は、このページだけではなく、
より、人の目につく場所で、色々文章を書いていければなとも思っております。

このコラムのタイトルである
「暮らしのマイトパルタ」の”マイトパルタ”とはなんや?
そういう質問が、全国、2000万人の読者から寄せられているので、
お答えします。
”マイトパルタ”とは、フィンランド語で、”牛乳ヒゲ”を意味する言葉です。
”マイト”が”牛乳”、”パルタ”が”ヒゲ”。
”牛乳ヒゲ”とは、その名の通り、牛乳を飲んだ時に口の上にできるヒゲのことです。
以前、「翻訳できない世界のことば」という本について書きましたが、
フィンランド人は、世界中で見かける、
牛乳を飲んだ後につく間抜けな白いヒゲに、名前をつけていたのです。
子どもの頃から何度もみた、あのふざけた、間抜けな姿に、
名前をつけるなんて「フィンランド人、ナイスやな」と思います。
笑わせてやろうと、わざとつけるマイトパルタもいいし、
意図せず自然にやってしまうマイトパルタもいいものです。

ユーモアにはいろいろな形がありますが、
僕は、”マイトパルタ”くらいのくだらなさが好きなので、
自分の文章もそのくらいのくだらなさであればな、と思います。
しかし、とはいうものの、書いていくうちに、
文章がどうしても真面目な論調になっていってしまうのは、
書いている本人の性根が真面目で、誠実だからでしょう。
隠そうとしても隠しきれない部分はあります。
文章ににじみ出てしまう、書き手の、
人間としての真面目さ、誠実さ、篤厚さというのが、
どうしても読んでいる人に伝わってしまうのは、つらいところです。
そんな至誠のかたまりのような人間だからこそ、
文章の中で、日々の暮らしの中で、
きちんと意識的に、マイトパろうと気をつけています。
牛乳はあまり飲まないけれど、精神的にマイトパる。
白いヒゲがつくことはないけれど、思考的にマイトパる。
これからの二年目も、引き続き、頑張って
しっかりマイトパルっていこうと思いますので、
ご贔屓のほど、どうぞ、よろしくおねがいします。