10/30 発音しやすい名前

知り合いにサラという子がいる。
外国人(西洋人)にも呼びやすくていいなと思う。
リサとか、エレナとか、エマとかも、いいなと思う。
発音で迷われることがない。
今っぽい名前は、西洋っぽい響きを好むのかしら。
ジュリアとかアリスとか。
時代を感じる。

子どもの名前をアドバイスするウェブサイトに
「英語で発音しやすい男の子の名前」とあった。
瑠偉(るい)、玲央(れお)、タイガ(大賀)。

なるほどねえ。
発音しやすそうだ。

「歴史上の人物からつけてみるのも、アリ♪」ともある。
「幕末編」
りょうま、としみち、こごろう、しんさく。

なるほどねえ。幕末ねえ。

「僧侶編」
行基(ゆきもと)、最澄(もずみ)、空也、一休。

最澄(もずみ)って・・・、一休って・・・。
生まれた時から、名前負けしてしまうわ。

やっぱり、なんだかんだ、男は日本っぽい名前がいい。
小太郎とか茂雄とか貫太とか。
一発で日本人ってわかるやつ。
あんまり日本の名前か西洋の名前かわからないと
後々、色んな人が困ることになる。

織田信長の弟で、有名な茶人に織田長益という人がいる。
「利休七哲」という千利休の高弟にも数えられる人で
中々の風流人だったらしいが、最近までずっと、
キリシタン武将だと思われていた。
その理由が彼の号(お茶での名前)が「有楽斎如庵」で
自身の茶室にも「如庵(じょあん)」と名付けたからだ。
当時、利休の周りにはキリシタン大名がたくさんおり、
彼らはジュストやレオンというクリスチャン名(霊名)を
持っていた。
ジョアンには、その響きがある。
また、内藤忠俊という武将がキリシタン武将で、
なんとクリスチャン名が、ジョアン。
同じ号を持つ織田長益ももちろんキリシタンだろう
ということで、ずっとキリシタン扱いされていた。

最近になって、いろいろな資料から、
織田長益はキリシタンではなかったということが
わかってきたらしいが、まだ議論の余地はあるらしい。
すべては「ジョアン」という名前のせいなのだ。
紛らわしい名前をつけるから、こういうことになる。
後世に名前を残す人は、わかりやすい名前にしてほしい。
日本の名前か西洋の名前かわかにくいと、
後々、歴史家とか茶道家とか色々困る大人が出てくるからさ。