4/29 人の顔と名前の覚え方


人の顔や名前を忘れるのは、失礼なことだ。

向こうはこちらの名前を覚えてるのに、

こっちは思い出せないなんてこと、絶対にあってはいけない。
ただ、正直、顔と名前を一致させるのが苦手なので、
初対面の人に会うと、暗記の基本、「関連付け暗記法」を
使うようにしている。

実際に「関連付け暗記法」で名前を覚えたことが強く記憶に
残っている人の一人に、森さんという人がいる。
初めて会い、自己紹介をされて名前を聞くとすぐに、
有名人で「森」と名の付く人を思い浮かべる。

政治家の森喜朗元総理、元SMAPの森君。
西武ライオンズの名将、森監督。
そして、目の前の森さんの顔に似てる有名人も
同時に思い浮かべておく。
森さんは、お笑い芸人のおぎやはぎ・矢作みたいなメガネを
かけていたので、矢作の姿を脳裏に浮かべておく。
ここで、顔、名前、会社を一致させて記憶するために、
「森喜朗」「おぎやはぎ矢作」「天井の高いオフィス」を関連付ける。

そして、妄想の中で、おぎやはぎ・矢作と森元総理を
オフィスの一角に立たせ、漫才をさせる。
森「森です」
矢作「矢作です」
二人「もりやはぎですけど、何か問題でも?」
いいすべりだしだ。
森「いやあ、俺、最近、結婚詐欺師になりたいなって
  思ってんだよねー」
矢作「お前はほんと、色んなものに興味あるな」
森「そうなんだよ。俺、一度でいいから、
  結婚詐欺師やってみてえんだよなぁ」
矢作「俺は、お前に頼まれっと、弱ぇからな。
  いっちょ、やるか」
森「じゃあ、俺、結婚詐欺師やるから、
  お前、警察の留置所の人やってよ」
矢作「え?捕まったとこからやんの?
  女騙すとこは飛ばしちゃっていいの?」

実際こんなスラスラ会話は出てこないが、
具体的にイメージすることで、記憶に定着する。
次回、このオフィスに来た時に、
必ずこの二人の漫才を思い出して、
会社員の森さんの顔をみた瞬間に名前が出てくる。
これが、「関連付け暗記法」だ。

しばらくたって、そのオフィスに再び行く機会があり、
森さんが奥の部屋から出てくる。
顔を見た瞬間、あの漫才のイメージが呼び戻されて、僕は確信を持つ。
よし、ちゃんと、覚えてる。
自信を持って、こちらに向かってくる森さんに声をかける。
「ごぶさたしてます、矢作さん」

「関連付け暗記法」の弱点は、そういうとこだ。
森さんは矢作さんではない。
「関連付け暗記法」の失敗例として、
森さんの名は、よく覚えている。