6/21 ヒーローらしいインタビュー

プロ野球の試合で活躍した人がお立ち台の上で叫んでいる。
「最高でーす!」
次の日も、その次の日も、お立ち台に上がった人は、
「最高でーす!」と言っている。
もう少し、他に何かないのだろうか。

これは、ジャイアンツの阿部慎之助が最初に言ったセリフで、
何故かその後野球界で流行ってしまった。
それを最初に聞いた時は、日常的な言葉だけど
感情が素直に出てて良いと観客は思ったのかもしれない。
小泉元首相の「感動した!」みたいなものだ。
でも、二人目以降は、ありふれた言葉にしか聞こえない。
お決まりのように「最高です!」と繰り返されると、
「誠に遺憾で・・」とか「前向きに検討します」などの
政治家の定型文を聞いているようで、耳に残らない。

サッカーの中田英寿が出てきた時、まだハタチそこそこで
日本代表に選出された彼は、
「(君が代は)戦う前に歌う歌じゃない」
と発言して、政治的なイザコザに巻き込まれていた。

そんなイザコザに巻き込まれたくないから、
選手は皆、無難な言葉選びしかしないのだろうが、
中田には「中田語録」という本がある。
「カズ語録」も「オシム語録」もある。
もちろん「イチロー語録」も「長嶋語録」も
「落合語録」も「野村ボヤキ語録」なんてのもある。
身体の使い方が人と違っている人達は、
言葉の使い方も人と違う。

そうだとしたら今後は、
言葉のトレーニングをすることで、身体能力を高める、
逆のアプローチも出てくるかもしれない。
その前に、お立ち台の教育は各広報でできるだろうから
早めにやってほしい。
パンチ佐藤が、3万5千人しか入らない球場で
「12万5千人の佐藤和弘ファンの皆様!」
と言っただけで皆、パンチを好きになった事
忘れてないでほしいなあ。