6/30 100点満点!

反省している人がいる。
不安に思う人がいる。
そういう気持ちになるのは、
誰かが君に点数をつけるからだ。
「全然、新規顧客とれてないじゃないか、40点!」
「君の接客にまたクレームきてるんだよ、30点!」
「その歳でまだ結婚してないのか、0点!」

社会とはそういう風にできているようで、
誰かがいつも評価をしてくる。
まあ、それはそれとして、
社会が評価してこない領域ってのも、
人生にはいっぱいある。
すべてを社会に明け渡しては、
バランスが崩れることもあるだろうから、
評価を受けるのも程々にしておいてよいだろう。

鹿児島のしょうぶ学園という場所で、
アウトサイダー・アート
(正規の美術教育を受けていない人のアート)
をやっているアーティスト(?)の一人に、
必ず点数を絵の端っこにつける人がいる。

ドンと真ん中に堂々とした牛の絵を描いて、左端に、
「3月14日月曜日 牛100点」
鳥の絵をカラフルに描いた横に、
「4月12日火曜日 鳥100点」
立派に育った桜島大根を大胆に描いて、
「4月27日水曜日 桜島大根100点」

どの作品を見ても、100点、100点、100点だ。
自分が描いた絵を、人が見ると考えると
ここがまずかったなあ、とか、酷評されるかもなあ、と
余計なことを考える。が、彼は、そんなこと考えない。
全部、100点だ!
気持よく!文句無しに!全部、100点!
自分が好きで描いているんだから、

自分くらいは自分に100点と言ってあげてもいいはずだ。
誰に言われて始めたわけじゃあないんだから、
他人の目なんか気にすることはない。

「6月30日木曜日 今日のコラム100点!」
そういうことだ。