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ハイリスク・ローリターン
まちなかのカフェで女子高生が二人でしゃべってた。 「俺、お父さん好き」 「私も」 「お金くれるもん」 「私も」 悲しい。 でも、まだ「好き」って言われるだけましなケースなのかもしれない。 お金をどんだけあげても「嫌い」と言われる親はたくさんいる... -
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海を見に行く自由
高校生の頃、駅から学校まで、自転車で通っていた。 自転車で通っていると、雨の日は、傘ではなくカッパを着て自転車をこいでいたんだけど、 梅雨の時なんかは蒸し暑くて、 すごいフラストレーションだった。 着ているカッパも安もんだから、雨が染み出し... -
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イニエスタ
イニエスタが神戸にやってくる。 スペインサッカー界の至宝、 FCバルセロナ下部組織からの生え抜きにして 世界中の誰にも代えがきかない、唯一無二のプレイヤー・イニエスタが日本にやってくる。 報道では、ヴィッセル神戸の育成やクラブ経営なども含めた... -
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筋肉の主体性
この社会で生きていて解せないことの一つに、 「仕事でだいぶ体を使っていても、なぜだか体が健康にならない」 という問題がある。 仕事場で、歩いたり走ったり、叫んだり、重いものを運んだり、 結構な肉体労働をしている人たちでさえ、 運動不足を訴えた... -
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花の名
だいぶ、外が暖かくなってきた。 朝は日によって肌寒い日もあるが、 夜はだいぶ風が生ぬるくなった。 仕事帰り、暗くなった夜道を家に向かって歩いていると、 どこからか花のにおいがする。 なんのにおいだろう。 これ、なんていう花の名前だろう。 昨日も... -
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違いのわかる人
成人式の式典で、壇上にあがった中学校の先生は、 新成人へのあいさつとして、 「違いのわかる人になってください」と言っていた。 僕の周りの新成人たちは、 先生が話している最中も、久しぶりの再会で、おしゃべりに夢中だったので、 あまり先生の話は聞... -
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芍薬
美しい女性を形容することばに 「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」 というものがある。 そのひとつ、芍薬が、実家のリビングに飾ってあった。 「立てば芍薬」と美しい女性の立ち姿を思わせる花のわりに、 リビングの芍薬は花弁が大きくて、 なんだ... -
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勝負しない世代のモチベーション
もう初夏になったが、春にこんなことを考えていた。 入学試験で「桜が咲いた子」にも「桜が散った子」にも等しく春は訪れるが、 「桜が咲く」ということが、 「希望の学校に合格する」という比喩は 今後も使われていくのだろうか。 というのも、子どもの数... -
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かっこつけ
福岡/大名・今泉のど真ん中にドンキホーテができた。 TSUTAYAとSTARBUCKSが六本松へ移動した その後釜としてドンキホーテがやってきた。 おかげで、大名に観光客がごった返している。 せっかく大名にアップルストアができ、 その目の前にSONYストアが出来... -
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フィル・ナイト
ナイキの創業者フィル・ナイトが書いた自伝「shoe dog」が面白い。 自伝でありサクセス・ストーリーなのだけど、 サクセスを強調するための物語ではなく、 小さな紆余曲折が詰まった物語なので、読んでいてつっかえることがない。 主人公が、ヒーローでは...