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暮らしのマイトパルタ
カナリヤ
人の車からトランジスタ・ラジオを盗んだ画家のクートラスは、 それから毎日家で音楽が聴けることを喜んだが、 彼はそれから、以前のように口笛を吹いたり、 歌を口ずさむことはなくなった。 「唄を忘れたカナリヤ」とは、 それまで自分が持っていた歌を ... -
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母、娘、おば
母方のおじ(叔父・伯父)の重要さを語ったのはレヴィ・ストロースだった。 レヴィ・ストロースは、二つの相関的な四つの項(兄弟、姉妹、父、息子)から、どんな部族にも、「父と息子」と「母方のおじと息子」の関係が、対立的に表れることを見出した。 ... -
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オスッ、おら、大谷
おそらく、この西暦2021年において、この世界中で最も『DRAGON BALL』の悟空に似ているのは大谷翔平である(満場一致で)。 これは皆が気づき始めたことで、本当は口外できない事実なのだが、大谷翔平は実は、日本人ではない。 というか、地球人でさえない... -
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10代の競技人口減少
オリンピックが終わった。 オリンピックの開催自体の是非が最後までつきまとう大会だったため、純粋にスポーツの面からだけ語れる大会ではなかったが、スポーツ好きとしてはスポーツの大会としての話をしたい。 (ちなみに、僕は、オリンピックが政治利用... -
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昆布〆
寿司屋のカウンターに座っている(つまりは「カウンターのある寿司屋にいる」ってこと)。 人に奢ってもらう時くらいは、回らない寿司屋に来るに限る(素封家)。 カウンターには、僕らの他に、キャバクラの「同伴」らしく、若い女性と中年の男性客がいる... -
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万引き
万引きはしたことないが、万引を捕まえる店側の立場にいたことはある。 万引きした子どもの扱いは困ることが多い。 (万引した大人はどうしようもないので、扱いには困らない) 自分が下手に教育的な視点を持っていたために、万引した子どもを見逃したこと... -
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Ohtani
大谷翔平が尋常ではない。 世の野球漫画家が何を基準に描けばいいのかわからなくなっているほど、大谷は常識を覆している。 現実がマンガを追い越している。 ということで、大谷翔平の試合を見る(2021.6.20)。 エンジェルズ対タイガース。 試合は1-3で大... -
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名言
名言には2種類あることをご存知だろうか。 2種類とは、誰が言ったかが重要になる名言と、誰が言ったかに関係なく名言になる名言である。 エジソンは「発明とは1%のひらめきと99%の努力」と言ったらしいが、これは「発明王・エジソン」だから皆が納得す... -
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わからないやつにはわからない
子どもに教える立場にいるわりに、「子どもが変わる可能性」を信じないところがあるのは、我ながら教育する人間としてどうかと思う。 以前、ある歌舞伎役者が、「言ってわかるやつは言わなくてもわかるんだ」と言っているのを聞いて、「本当にそうだ」と同... -
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血尿
テレビである芸人が、ガンを早期で発見したという話をしていた。 ある日、血尿が出て驚き、痛みは感じなかったものの、一応病院に行って検査してもらうと、膀胱ガンが見つかったという。 「いやぁ、病院って行っておくもんですね」と、その芸人は言ってい...