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苦虫
「あんまり味噌汁をおいしいと思ったことがない」 と人に言うと、 「あぁ、それは今まで、おいしい味噌を食べてこなかったんだね」 と、断定された。 僕がこれまで食べてきた味噌が安物だと・・・? たぶん、その時の僕は、苦虫を噛み潰したような顔をして... -
サウナ
うちの近くには何軒かの銭湯があるが、北に上がるにしたがって、つまりは、街の中心部から離れるにしたがって、タトゥーの入った客の割合が多い銭湯が増えていく。 昨日、ふらっと、汗をかいた体で立ち寄ったのは、街の最北部寄りの銭湯、タトゥー多め、湯... -
指導者のビッグドリーム
J2の町田セルビアが首位を走っている。 好調の要因は複合的なものかもしれないが、開幕前から注目されていたのは、今季からチームの監督として、これまで高校サッカー界でしか監督経験がなかった黒田監督を抜擢したことであった。 青森山田高を全国屈指の... -
国語の授業
国語の授業がどうやったら楽しくなるか考えている先生がいた。 偉い。 惰性に伏さないその態度こそ、教師の鑑。 いや、しかし。 学校はどこまでいっても行かされる場所だということを忘れてはいけない。 どんなに楽しくても工夫しても、授業は授業。 音楽... -
ようこそ
日本の子どもは他国に比べて、自己効力感が低いという。 自己効力感は、自己肯定といってもほぼ差し支えない。 されど、自己効力感の高い国ほど、よい国なのかどうかはわからない。 裏付けのない自己の肯定は、自信のなさの裏返しである。 それは海外に目... -
ギャル
テクノロジーが進化したおかげで、自分に関係のない動画や画像がスマホに流れてくるようになっているので、関係ないものはチラ見して終わることが多いのだけど、先日、「いきなりギャルになって帰ってみた時の家族の反応みてみた」みたいな動画が流れてき... -
ノックマナー
日本人にないマナーの一つに「扉のノック」がある。 コン、コン。 日本はノックの文化がないので、日本人の多くは、「コン、コン」といわれれば、「ノック」ではなく「キツネ」を思い浮かべるかもしれないが、欧米では「コン、コン」といえば「ノック」で... -
議論熱
中学3年生の頃、自分の中の「議論熱」が高まって、誰かと「議論」がしたくてたまらなかった。 けれど、学校では、誰も「議論」してくれる友人がいなかったので、休み時間も廊下側の席で数学の問題を説きながらふてくされていた。 高校にあがると、誰かと... -
キンモクセイ
一ヶ月ほど前の話だが、キンモクセイが香り始めたことをヤフーニュースで初めて知った。 なんてこと・・・。 「季節の花」と「旬の食材」をネットニュースで知るようになったら、日本人として、終わりである。 でもなぜキンモクセイの香りに気づかないかと... -
方言代理戦争
よう考えたらいうか、よう考えんでも、こうやって、「よう」とか「考えん」とか書けるのは、関西弁が市民権を取ったことに拠る。 ほんまはいうか、ほんとは、書き言葉でも本来の自分の母語である九州の言葉を使いたいけど、それでは伝わらんし、読む人には...