コラム– category –
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暮らしのマイトパルタ
8888
車を買うと「ナンバー」を決めなければならない。 数字に頓着がない人は、何番でも提示されたものを受け取ることになるが、 数字にこだわりがある人は、お金を出して、好きなナンバーを買うことになる。 街には「8888」とか「・・・1」とか、お金を出して... -
暮らしのマイトパルタ
雑な暮らし系
ものを大切にせずに生きてきた。 落とし、壊し、履き潰し、くたくたにしてきた。 もし、僕の人生を上映する映画館があれば、「ていねいな暮らし系」の人たちにだけはきてほしくない。 「雑な暮らし系」の映画になることは避けられないから。 「ものを丁寧... -
暮らしのマイトパルタ
道徳の教科書
あのー、大谷の偉業を褒める時にですよ、高校時代に大谷が書いてた「目標シート」みたいなのが取り上げられて、高校の時から目標に向かって努力してきた大谷の凄さみたいな話になるんですけど、あれは大谷というか、花巻東がやってた方法であってですね、... -
暮らしのマイトパルタ
泥棒
泥棒のはなし。 良寛という和尚さんは、自分の家に泥棒が入った際、あまりに質素な生活なので何も盗むものがない泥棒のために、わざと寝返りを打ち、布団を盗みやすくしてあげたというエピソードがある。 名僧は、盗まれる側になっても、盗む側のことを考... -
暮らしのマイトパルタ
凹凸のある神々
漫画「ワンピース」がようやくあと数年で終わりそうなところまで来た。 終盤に突入という段階になって、主人公のルフィが戦いの中で、また、覚醒し、形態を変えた。 ルフィはこれまで、ゴムゴムの実という、悪魔の実の中であまりたいしたことのない実を食... -
暮らしのマイトパルタ
理想の英語
日本人が英語を話す際の理想として思い出すのは、三島由紀夫と昭和天皇である。 この2人の英語を聞いてみると、日本語をしゃべるように英語をしゃべっていたことがわかる。 昭和天皇は日本語をしゃべるようなリズムで英語を話し、三島由紀夫は日本語で使う... -
暮らしのマイトパルタ
しっくりくる言葉
以前、仕事でミスをしたときに、明らかにこちらに不備があるので上司に謝ろうとしたんだけれど、謝る際に使う良い言葉が思い当たらなくて、「気を抜いてました」とか「サボってました」とか「雑にやってました」とか、そういうお詫びの言葉は当たっている... -
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秘密の部屋
埼玉県に笠原小学校という小学校がある。 校舎の作りが独特なことで知られる小学校で、名護市庁舎などを手がけた象設計事務所が設計を担当している。 この小学校にはいたるところに「死角」があり、子どもたちが大人の視線から隠れられるような、入り組ん... -
暮らしのマイトパルタ
中庸
今は過度なことが嫌がられて、皆、「適度」というか「バランス」というか、「程々」であることを求めるけど、何が「適度」なのかってのは、極端に触れたことがないとわからないもので、ギターの弦を張る時に、適度に張れている状態ってのは、緩くもなく張... -
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教育テレビ
教育テレビで子ども向けの美術番組がやっていて、それが前衛的というか奇をてらったような番組なんだけど、それを見ていると、流行りとかトレンドって何だっけと感じる。 大人の世界にトレンドがあるのは、目先を変えないと代わり映えしなくて飽きちゃうか...