コラム– category –
共感してくださる方がいれば、なによりです。
-
暮らしのマイトパルタ
議論熱
中学3年生の頃、自分の中の「議論熱」が高まって、誰かと「議論」がしたくてたまらなかった。 けれど、学校では、誰も「議論」してくれる友人がいなかったので、休み時間も廊下側の席で数学の問題を説きながらふてくされていた。 高校にあがると、誰かと... -
暮らしのマイトパルタ
出会い系
スタバは「出会い系」ではない。 誰かと出会う目的で、スターバックスを始めとしたカフェにいっても、目的は満たされない。 かつてカフェは社交の場であり、そこで最新の情報を得たり、人脈を得たりしたが、いまのスタバにそんな役割はない。 スタバでは知... -
暮らしのマイトパルタ
閉鎖系
これまで、銭湯や温泉というのは、「開放系」だった。 良いお風呂の代名詞といえば「露天風呂」であり、外に開けていること、開放的であることが価値だった。 銭湯の天井は高いに越したことはなかったし、陽の差し込む窓は大きいに越したことはなかった。 ... -
暮らしのマイトパルタ
秋晴れ
一ヶ月ほど前、10月の話・・・。 秋晴れ。空が高い。 秋の空が高いのはなんでかね。 一節によると秋の空が高い理由は「湿度」と関係があるらしい、となにかで聞いた。 え。 湿度。 んー。 その話を聞いた時に、なんか聞いちゃったなぁと思って、でも、だか... -
暮らしのマイトパルタ
おせっかい屋
おせっかいが通じない世の中だ。 おせっかいが危険にしか思えない世の中ともいえる。 「危うきに近寄らず」 知らない人は無視するに限るというのが、危ない社会での役に立つ教えなのだろう。 子どもの遊び場で、一人で遊んでいる女の子に話しかけたら、保... -
暮らしのマイトパルタ
蚤の市
「蚤の市」が立つ日が晴天であって、なにより。 世のほとんどの人がガラクタだと思うものを集めて見せて売っている人たちも、それを目当てに掘り出し物がないかなぁと集まってくる人たちも、世間ではなく自分自身で良いか悪いかの価値をつけたい人たちの集... -
暮らしのマイトパルタ
キンモクセイ
一ヶ月ほど前の話だが、キンモクセイが香り始めたことをヤフーニュースで初めて知った。 なんてこと・・・。 「季節の花」と「旬の食材」をネットニュースで知るようになったら、日本人として、終わりである。 でもなぜキンモクセイの香りに気づかないかと... -
暮らしのマイトパルタ
方言代理戦争
よう考えたらいうか、よう考えんでも、こうやって、「よう」とか「考えん」とか書けるのは、関西弁が市民権を取ったことに拠る。 ほんまはいうか、ほんとは、書き言葉でも本来の自分の母語である九州の言葉を使いたいけど、それでは伝わらんし、読む人には... -
暮らしのマイトパルタ
コロナ直撃世代
悲しいいうたら、地元の公立高校が甲子園で全国優勝して、その数年後に、その時の先発メンバーが窃盗で捕まったニュースを知った時よね。 悲しさ?虚しさ? あれは、「甲子園」というものを考えさせるね。 「燃え尽き症候群」って言葉だけじゃ語り尽くせな... -
暮らしのマイトパルタ
あるべき場所に
あるべき場所にあるべきものがあれば世の中うまく回るって知ってる? 水が上から下に流れるがごとく。 たとえば、自転車。 あるべき場所にハンドルがあって、サドルがあって、チェーンとタイヤがあってこその、自転車。 だのに、家から駐輪場に向かったら...